関東土質試験協同組合
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試験所コラム「液状化試験について」

土の繰返し非排水三軸試験(JGS0541)、いわゆる液状化試験では4供試体それぞれに異なる応力比で繰返し荷重を加えます。試験の対象は基本的に砂質土ですが、細粒分が多い試料の試験もよくあります。試験を実施する際の応力比の決め方は、粘性土や細粒分が多い試料では、応力比を大きくしても両振幅ひずみDA毎(DA=1、2、5%など)の繰返し載荷回数の変化は、砂質土ほど大きくはありません。逆に細粒分が少なく砂の割合がかなり高い試料では、わずかな応力比の変化で繰返し載荷回数に大きく影響します、イメージとしては、砂が多いほど液状化強度曲線が横に走る感じです。そのため、砂の液状化試験では応力比の決め方がシビアで、各供試体間の不均質な粒度の差が試験に影響を与え、液状化強度曲線が描けない場合があります。つまり、適切な応力比を付加するための供試体の選定は、丁寧な観察力と成形時の感触などの経験力が重要になります。
 不均質な試料の場合、各供試体の試料状態を揃えて試験を実施するためには、2本取りなど複数のライナーを提供頂けると、より試験精度の向上に役立つことになります。

全導入した動的三軸試験機_1
導入した動的三軸試験機の液状化試験による試運転
導入した動的三軸試験機_2

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