関東土質試験協同組合
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今年を振り返って

皆様、今年も色々お世話になりました。今年はやはり新型コロナウィルス感染問題による影響が大きい年でした。来年もまた新型コロナウィルスに振り回されると思いますが、皆様と共に乗り切って頑張りたいと思います。さて、自粛、自粛の中でも組合試験所(技術部)はこんな事を行ってきました。


1月は、ホームページ「関東の地盤を知ろう!」第1話が発刊されました。全12話の連載、記念すべき第1話は「東京湾周辺の土質」でした。この頃はまだ新年会や会食が行われ、まさかこれから新型コロナウィルス感染が起こるなど、皆様も夢にも思っていなかったでしょう。


2月は、新型動的変形試験機が14日に搬入され、試験所繁忙期での搬入に結構ハラハラしました。新型コロナウィルスが着々と世の中に広まります。


3月は、来年度の設備投資検討や4月から来る組合員からの出向者受け入れ準備、新型動的変形試験機のメーカー立会いの下で試運転を行いました。年度末、黒字で終われて良かったです。月末から技術部職員に新型コロナウィルス感染対策として有休取得推進を促しました。


4月は、新型コロナウィルス感染の第一波が襲来し、毎年行っている若手技術者研修会の中止を決定。国の緊急事態宣言発動に伴って、テレワーク、時差出勤、通勤手段の変更等の検討を行い、直ちに実行しました。また、業務の急激な減少で、職員へ休業指示をする事態となりました。


5月は、総会の時期。例年ですと池袋で総会が開催され、その後同会場で懇親会が行われますが、今年の懇親会は中止となり総会は組合会議室で出席者を制限して行われました。職員への休業指示は、まだ継続中です。5月25日緊急事態宣言解除となる。


6月は、例年ですと大きい現場が動き出す時期なのですが、新型コロナウィルス感染の影響で引き合いが伸びませんでした。仕事に余裕が出てきたので、液状化実験を試みました。ホームページの「関東の地盤を知ろう!」特別編として掲載しました。是非ご覧ください。


7月は、試験所2階の力学室で水漏れが日曜日に起こり、水漏れ処理に多くの職員が休日出勤して対応に追われました。月後半にサーバーの更新を行いました。同時期に新型コロナウィルス感染第2波が始まりました。皮肉にも漸く稼働が平年並みに戻り、職員への休業指示が撤回となりました。


8月は、新型コロナウィルス感染の問題が身の回りに起こりました。家族が濃厚接触者となり、職員はPCR検査結果が出るまで自宅待機としました。この時初めて「職員が感染していたらどうしよう」という危機感を覚えました。結果は陰性でした。


9月は、またもや新型コロナウィルス感染問題が発生します。職員の家族にスマホアプリ「ココア」で濃厚接触者の通知が入り、家族は、PCR検査を受けずに自宅待機になりました。当方職員の扱いをどうするか悩み、PCR検査を受けさせることになりました。結果陰性でした。今回の事例は特殊なケースでした。


10月は、中型三軸試験機のオーバーホール(配管、レギュレータ、圧力メーターの交換がメイン)を行いました。リニューアルしたホームページも一年が経過し、より検索しやすいように構成の見直しを行いました。ホームページは来年1月に「関東の地盤を知ろう!」、「試験所コラム」のバナーを追加する予定です。


11月は、コンプレッサーのオーバーホールを行いました。組合試験所では、一次圧力用と空圧式圧密試験機用の2台を保有しています。組合員からの業務引き合いが漸く増加し始めましたが、またもや新型コロナウィルス感染問題が発生します。職員の家族が保健所から濃厚接触者と告げられ、職員は、家族のPCR検査結果が出るまで自宅待機となりました。結果は陰性でした。新型コロナウィルス感染の第3波が始まりました。


12月は、11月と同様で業務の引き合いが活発になりましたが。17日東京では、新型コロナウィルス感染者数が822人で過去最多であった。


今年は、業務以外で技術顧問による若手職員のための通信教育(課題提出・添削)を計10回行いました。組合試験所の業務は地盤材料試験が主で、土木工学や地質学など、専門の勉強が足りないことから、今回試みました。技術顧問、受講生 お疲れ様でした。これからも組合試験所(技術部)は、広い視野から地盤材料試験の意味を考え、新しい知識を蓄積して試験に取り組んでまいります。

来年は皆に良い年でありますように。

文責 組合試験所 技術部 石倉 仁士


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