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組合情報・ニュース
第12回 技術者交流会が終わりました
2024年10月3日(木)~10月4日(金)の2日間で、北海道、北陸、関東、中部、関西、岡山、広島、島根の8組合で技術者交流会を行いました。今回の主催は、当組合が行うことになっていたので、1日目は、大田区産業プラザで各組合の近況報告や技術発表等を行い、2日目は、基礎地盤コンサルタンツ㈱試験室見学や産総研 地質標本館見学を行いました。以下に開催においての苦労話や当日の状況を報告します。
1. 技術発表や近況報告について
当日の発表・近況報告は、時間制限を設けず、若手技術者に好きなように話してもらうように心がけました、その分、技術顧問の講演持ち時間が予定より短くなりました。すみません。「凍上試験について」から始まり、「令和6年能登半島地震の被災状況と㈿土質屋北陸の現況報告」、「㈿関西地盤環境研究センターが行う社会貢献活動」、「一軸圧縮試験機の紹介」、「粒度(沈降)分析における乾燥による影響」、その他近況報告を経て、私が「振動障害防止のための知識(これから振動工具を使う人達へのアドバイス)」、そして技術顧問の「ワーク・エンゲージメントとポジティブシンキングの重要性について(仕事に誇り、やりがいを感じる。燃え尽きないためには)」の講演で終わりました。発表者の皆様お疲れさまでした。皆さん、伸び伸びと発表していたと感じました。 私は、若手技術者が、このような場を学会や技術フォーラムの発表会等の練習場として、次にステップアップして行ければ良いなと思います。17時に会場を撤収し、やきとり酒場55京急蒲田店で懇親会を行いました。全国の組合職員の近況報告第2弾として大いに盛り上がりました。
2. 基礎地盤コンサルタンツ㈱試験室見学や産総研地質標本館見学について
2日目〔10月4日(金)〕は、各組合職員が当組合を見学したいということで、9時30分に当組合に集まっていただきました。30分位所内を見学し、その後貸切バスで当組合を出発しました。今回このバスツアーを計画した時に一番悩んだのが、時間通りに移動できるのか? 昼食をどうするか? という問題です。始めは、高速道路のサービスエリアのレストランで食べれば良いかなと思っていたのですが、意外と時間が無いことに気づき、最終的に、基礎地盤コンサルタンツ㈱試験室の担当者にお弁当の手配をしていただきました。本当にありがとうございました。
基礎地盤コンサルタンツ㈱試験室に到着し、皆さん興味深く担当者の話を聞いていました。試験機の構造や施設の間取り等、人それぞれ見学時に見るポイントを決めていたのか、熱心に写真を撮っていました。当組合の試験課職員も来たことが無かったので大変勉強になったと思います。
基礎地盤コンサルタンツ㈱試験室の皆様、お世話になりました。見学終了後、次の目的地、産総研 地質標本館に向かいました。地質標本館の駐車場に着くと担当者がバスまで向かいに来られて、正面玄関まで案内していただきました。正面玄関には3人の案内人が待っていて、ここからの見学ルートや3班に分かれて見学などの説明がありました。地質標本館の展示室は4室(第1展示室:地球の歴史、第2展示室:生活と鉱物資源、第3展示室:生活と地質現象、第4展示室:岩石鉱物・化石)に分かれているので、1室ごとに分かれ班ごとに説明を聞きました。
見学が終了し、貸切バスで東京まで戻り、品川駅(東京駅経由)で無事解散となりました。皆様、色々ご協力していただき誠にありがとうございました。至らない点もあったと思いますが、また関東土質試験協同組合にいらしてください。
文責:技術部 石倉 仁士