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組合情報・ニュース
2026年度 ジオ・ラボネットワーク技術者交流会に行ってきました。

写-1 浮ひょう読み取り自動化システム稼働状況
本年度の技術者交流会は(協)関西地盤環境センターにて開催されました。
私自身、他組合にお邪魔するのは初めてでして、特に関東よりも規模の大きい関西さんへ行くということで、緊張でいっぱいでした。
1日目は各組合の近況報告から始まり、続いて西形先生より2日目の見学に先駆けて「石垣の維持管理」のご講演をいただきました。最後に、試験室内の見学ということで、かねてから楽しみにしていた沈降分析浮ひょうの読み取り自動化システム(写-1)の実物を見ることができました。無人の空間にシリンダーと浮ひょう、そしてレーザー測器に繋がれたコンピュータが常に数値を示しており、これまでの試験方法とは違う真新しい雰囲気を、現場で感じることができました。従来方法(目読み)も並行して稼働しているとのことでしたが、新方法(自動測定)も、既に一部を実務に使用しているとのことで、これからの土質試験業界全体の業務効率化に向け、期待が膨らみました。

写-2 大阪城を背景に集合写真
2日目は大阪城公園内の見学で、主に大阪城の石垣を見て回りました。西形先生のお力により、大阪市教育委員会の方から直接ご案内を頂ける貴重な機会にも恵まれ、築城工事に伴う石垣構築の歴史を聞くことができました。私の中で特に印象に残ったのは、西形先生の「石積み工による石垣構築を現代の基準に照らして評価すれば、『不安定』とされるだろう。しかし、現に数百年、形を変えずに残っているものが、果たして『不安定』なのだろうか?」という言葉です。
2日間という短い期間ですが、石垣構築のように過去から学ぶこと、浮ひょう自動読み取りのような未来的発想の両方に触れることができ、とても充実した交流会となりました。皆様、本当にありがとうございました。
(試験課 向山 貴之)